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神奈川県

茂 木 博 オーナー(48歳)

常々考えていた独立。外資系であった法律関連書籍の出版社を退職後、以前より気になっていた「介護保険タクシー」というビジネスを検討。色々なFC(フランチャイズ)を比較した結果、2015年4月にNPO法人を設立し独立・開業しました。

独立・起業のきっかけは?

介護保険が使えるタクシー!?

早くこのサービスが知りたかったのが本音です。

私は独立を決意するきっかけは、父が大病を患い病院までの送り迎えが必要となったことです。兄妹で都合を相談し合い、どうしてもタイミングが合わないときは普通のタクシーを使いました。驚きましたよ。往復で1万円、それが3ヶ月も続くかと思うと正直辛かったです。きっと自分と同じ思いをしている人は世の中にたくさんいるはず。そう考え、様々なFCシステムを比較検討しました。私がコアラで開業を決意したのは、介護保険が利用できるからです。医療事務をやっていた妹や介護職に従事している知人に聞いても「介護保険がつかえる!?」という状態でしたから、保険が使えればもっと利用しやすくなるはず。そう確信して加盟しました。

独立・起業のプロセス

NPO法人の申請の仕方から車両免許の取り方

そして介助技術と様々なサポートがある !

2015年4月の開業までに要した期間は8ヶ月。短期間で開業できるFCもありますが、ご利用者様の目線に立つと、未熟な介護技術で対応されるよりも、技術への自信がついてからサービスを開始する方が安心していただけると考えました。たっぷりある準備期間の中で各種申請のサポートや研修を受け、自信を持って開業することができました。コアラの研修はすごいですよ。車いすの降ろし方一つとっても驚きの技術。それもボディメカニズムをしっかりと理解した上で、様々な技術を取得していくので未経験の私達にとって分かりやすく数を重ねる度に上達していくことを実感できます。

仕事の魅力・やりがいは?

4月・5月・6月と倍々に増えていく依頼数!

本当に必要とされていると確信を持ちました。

このビジネスをスタートさせて、まず痛感したのは、皆さんが介護保険が使えるタクシーの存在をまだまだ知らないこと。「開業しました」と営業を開始した4月は50件、5月は98件、6月は現時点で200件の依頼が殺到しています。この結果からみても本部が指導する営業をすれば、私達を必要としてくれている方々はたくさんいらっしゃるということです。今後はもっとサービスの領域を広げて地域と連携しながらより質の高い介助を提供していきたいと思っています。当面の目標は、川崎市全域にエリアを広めること。1年待たずに達成できそうです。

今だから笑える話

連絡の行き違いで待ち合わせ場所を間違えてしまった(汗)

退院時の迎えに行って欲しいと依頼がきました。車椅子でいらっしゃるとお聞きしていたので、私は病院の前に車を止めてお待ちしていたのですが、ご利用者様は病室でお待ちになっており、「いつまでたっても来ない」とお叱りを受けました。以来、予約をいただいた前日には、内容をもう一度確認するようにしています。

介護保険タクシー事業会を
選んだ決め手は?

介護保険タクシー事業会の技術力やサービス力の高さに感動しました。

開業までの本部の手厚いサポートやフォローがあったから。

お客様(利用者様)の笑顔が毎日見れるから。