観光介護タクシー
観光介護タクシーのドライバーは、二種免許を取得し、旅の介護を行うために必要な初任者研修(旧ヘルパー2級)以上の介護系の資格を有し、しかも観光という旅の専門的な業務知識を備えたその道のプロフェッショナルのことを云います。
さらに一般社団法人日本観光介護タクシー協会が主催する観光ケアドライバーの養成講座を修了し検定試験に合格した介護と旅の専門家です。
障がい者の人達や介護が必要な車いすの人達がバス・タクシー・電車を乗り継いで旅に行くにはそれなりに楽しみはありますが、乗り継ぎの時間や手荷物などを乗せたり降ろしたりするのは大変な労力がかかります。
観光介護タクシーは、自宅の玄関からだけではなく自宅のベットから外出や旅先のお手伝いができます。
身の回りのお荷物や旅先でのおみやげなどの移動については、観光ケアドライバーがお手伝いしますので安心の旅行が可能になります。
車いすひとつで身軽に旅に行くことができるのが観光介護タクシーの良いところです。
旅の目的地を決めて頂ければ、後は観光ケアドライバーが旅の企画立案を行い、すべての介助を行って、目的の観光地にお連れ致します。
さらに一泊2泊の宿泊やそれ以上の宿泊観光やそれに伴う露天風呂入浴介助やホテルや旅館での食事介助も可能となります。
また、北海道から京都・四国や九州など遠方に移動する場合には、国内の観光介護タクシー事業者間の連携で新幹線や飛行機を乗り継いで行くこともできます。
その場合は、飛行機のターミナルや新幹線の駅までは、地元の介護タクシーを使用し、到着したら目的地の観光介護タクシーに乗り継ぎをすることもできます。
今や、日本国内はほとんどといってもいいくらいに、安全で快適に観光介護タクシーを使用して車いすで旅をすることができるようになりました。
高齢者やしょうがい者の車いすの人たちが安心して快適な外出及び観光の旅ができるようになります。